髙橋佳子社会保険労務士事務所

ハラスメントの芽? マイクロアグレッションをご存じですか?

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マイクロアグレッション

マイクロアグレッション

2026/01/08

ハラスメントの芽? マイクロアグレッションを知っていますか?

抗議や反論ができにくい言葉による些細な攻撃が今、少しずつ職場をむしばんでいます。

マイクロアグレッション、と言う言葉をご存じですか?
直訳すれば「些細な攻撃」です。
日常的な言動の中で行われ、無意識に表れる偏見や差別のことです。具体的には、個々の違いを非常に微妙な表現で言及する、たとえば女性社員が残業していると「女性なのに、がんばるね」とか、新入社員が意見を言うと「新人のわりにはっきり意見をいう」というような、発信者側はほぼ無意識に行っている見下しやけなし、と理解されています。
私たちの中には、異なる様々な価値観がありますが、その中に自分とは異なる属性に結び付いた偏見を持つ場合があります。対象となる属性に対して自身が優位と感じる際にうっかりもらしてしまう言葉がマイクロアグレッションなのです。
最近では、何か言うとパワーハラスメントと言われるので、相手に指示や命令ができない、という上司も増えてきました。そこで「自分が新人の頃は先輩に意見する、なんてしなかったなぁ」なとど婉曲に言う術を使う向きもあります。
攻撃性については無意識で、むしろパワハラに気遣うできた上司のつもりです。
こうなると、加害側が気づいていないことが何よりも厄介です。受けた方は「そうなんですね」と受け止めるよりほかありません。自分は上司から肯定されていないことは明らかですが、反論も講義もできません。
加害者はいつまでも気づかずマイクロアグレッションを発信し続け、受け手は我慢を強いられ、もしくは「些細なことを気にする」自分自身を認められず思い悩むことになります。相手に対する印象を決定するには決して小さくない影響を及ぼしており、度重なる言動がついには大きな亀裂に発展する場合もあります。些細なことだからと無視することはできません。
では、マイクロアグレッションを防止するにはどうしたらいいのでしょうか?
前述したように、マイクロアグレッションに ”気づく“のは、被害者もしくは第三者です。指摘をすることで無意識が顕在化します。また、事例を学ぶことなどで、加害者が注意をするきっかけになる場合もあります。人種・民族・国籍・性別・性嗜好・障害、病気・出身・年齢など、偏見の存在する要素は職場に当然に存在し、共存しています。自分には無自覚の偏見があるという意識と、他者の視点を取り入れ周囲への理解を深める良好なコミュニケーションが必要です。

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